口内炎

口内炎とは

口内炎とは、犬の口の中の粘膜に様々な原因により、炎症、びらん、潰瘍が2ヵ所以上できてしまうことを言います。
単独の炎症などは、口唇炎や舌炎と呼びます。
口内炎は、初期は赤みを帯びているように見えますが状態によってはびらん状になったり、潰瘍になってしまったりすることで、出血を伴うこともあります。
犬は口の中の異物感や痛みにより、食事がままならなくなることもあるので、注意が必要です。
また、口内炎は自然治癒が困難であるため、発見したら動物病院へ向かい、適切な処置を行ってもらいましょう。

口内炎はおもちゃなどに血が付着することもある

口内炎は、歯周病などのウイルス感染や真菌感染が主なことが多いですが、稀にびらん状や潰瘍を伴うしこりが見られることがあります。
このような場合は、腫瘍性の可能性もありますので、注意が必要です。
また、口内炎により出血がある場合は、ペットが遊ぶおもちゃやおやつに血が付くことがあります。
犬は人間のように手や指を動かすことができない代わりに、口を使って物を持ち運んだり、遊んだりしますし、口は食事を摂る器官でもあり、大変重要な部分です。
口内炎ができることによって、ストレスに感じる犬も多いため、発見したら早めに動物病院での診察が必要です。

口内炎の症状

・前足で口の周りをこする、掻く
・口を気にする仕草が頻繁に見られる
・頻繁に口をくちゃくちゃする
・口の周りに触られるのを嫌がる
・口臭がきつくなった
・よだれが多い
・ものを食べる時に痛がる
・食欲はあるが食べようとしない
・食欲減退
・口を開けるときに痛がる
・口を開けにくそうにする
・歯茎や舌、口の中の粘膜が赤い
・口の中の粘膜がただれている、腫れている
・口の中の粘膜に白いプツプツができ、盛り上がっている
・口の中から出血が見られる

口内炎の原因

口内炎の原因は多岐に渡ります

・感染症によるもの
ウイルスや真菌によるもの、歯周病によるもの
・外傷
薬物などの中毒や、熱傷、ガムチュア病変と呼ばれる自分で口内を咬むことによるもの
・全身性疾患
糖尿病や腎不全による波及
・免疫介在性疾患
尋常性天疱瘡、全身エリテマトーデスなどによる波及
・腫瘍性
悪性メラノーマ、肥満細胞腫、線維肉腫などによる波及

口内炎の予防

口内炎の予防は、デンタルケアを適切に行い口の中を清潔に保つことです。
特に、シニア犬は免疫力の低下により、ウイルス感染を起こしやすい傾向があります。
毎日の歯磨きを習慣化することで、飼い主さんもペットの口の中の様子がチェックできることで、犬の口腔トラブルを早期に回避、対処できることもあります。
また、口内の外傷を防ぐことも大切ですし、他の病気を患っている場合は、きちんと適切な治療を受けさせることも大切なことです。

口内炎になりやすい犬種

全ての犬種

わんちゃんに不安なことがあれば、獣医さんにご相談ください。


投稿者プロフィール

みやびさん
みやびさん小動物看護士・ペット繁殖指導員・ペット販売士
ポメラニアンとポメチーの女の子のママしています。
ペットショップ勤務をしていましたが、現在はペットに関するライターをしています。
家族と犬がより良く過ごせるように応援しています♪

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