犬のヘビ毒

犬のヘビ毒とは

ヘビ毒とは、日本に生息する主な毒ヘビであるマムシ、ヤマカガシ、ハブに犬が咬まれ(咬傷)、ヘビが保有する毒が体内に入ることにより様々な症状を起こすことです。
ヘビに咬まれた犬が命を落とすことは稀ですが、中には重症化し死亡するケースもあります。

軽症の場合は傷口の痛み程度だが重症の場合は命を左右することもある

犬がヘビに咬まれることが多い部分は、まず鼻先、そして前足と続きます。
これは犬は視覚よりも嗅覚を利用し、自分の周りの環境や動物などの状況を知ろうとすることによりヘビに顔を近づけてしまうことで受傷が多くなります。
ヘビに咬まれてもヘビが保有する毒液が注入されなかった場合は、傷とそれに伴う痛みの症状です。
しかし、毒液が注入されていた場合は、咬まれてから数十分程度で、受傷した部分の内出血がみられるようになります。
ヘビの毒は、血液を溶かしたり、血液を固まらせず出血を起こしたりするような成分が主ですが、心臓や神経に影響を及ぼす成分もあります
重症の場合は、血圧の低下などのショック状態、呼吸困難、意識混濁、血液の凝固異常などが起こります。
また、腎臓や肝臓にも影響を及ぼし、命を落としてしまうこともあります。
ヘビの毒を中和するための抗蛇毒素は、ヘビに咬まれてから4時間以内が最も効果的と言われており、倍の8時間ではほとんど効果が無く、3倍の12時間では効果無しと言われています。
このことからも、愛犬がヘビに咬まれた場合は、動物病院へ早急に向かうことをおすすめします。

犬のヘビ毒の症状

・顔や足を気にしている、痛がる
・足を上げたまま歩く
・歩き方がおかしい、歩けない
・発熱
・嘔吐
・下痢
・血圧の低下
・ショック状態
・元気消失
・よだれを垂らす
・呼吸が荒くなる
・足や顔が腫れる
・足や顔の皮膚が紫~赤になっている(内出血)
・食欲不振
・呼吸困難
・意識混濁
・尿が赤い、赤っぽい
・皮膚が剥がれる
・壊死
・昏睡

犬のヘビ毒の原因

日本に生息する主な毒ヘビであるマムシ、ヤマカガシ、ハブに犬が咬まれてしまうことで、ヘビが保有する毒が体内に入ることが原因です。

犬のヘビ毒の予防

ヘビの咬傷は夏~秋に増加傾向にあります。
ヘビの咬傷で、アナフィラキシーショックを起こす危険もあります。
散歩時には、草むらや藪には近づかないように愛犬をコントロールしましょう。
また、ヘビに咬まれたかもと不安に思う場合は動物病院へ向かい、傷口を探したりそれに伴う治療を受けるようにしましょう。

ヘビ毒になりやすい犬種

全ての犬種

わんちゃんに不安なことがあれば、獣医さんにご相談ください。


投稿者プロフィール

みやびさん
みやびさん小動物看護士・ペット繁殖指導員・ペット販売士
ポメラニアンとポメチーの女の子のママしています。
ペットショップ勤務をしていましたが、現在はペットに関するライターをしています。
家族と犬がより良く過ごせるように応援しています♪

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