前立腺肥大

前立腺肥大とは

前立腺肥大とは、オスの犬の尿道周囲にある前立腺が過剰に大きくなってしまうことにより、泌尿器の症状が起こる病気です。
前立腺肥大は、シニア期の未去勢の犬に発症が多い傾向にあります。
また、前立腺が肥大することにより、大腸の物理的圧迫からの排便障害を起こすこともあり、会陰ヘルニアを併発することもあります。

目次

前立腺肥大を発症すると排尿・排便障害が発生する

前立腺肥大の症状は、『前立腺がどれほど大きくなってしまったか』によって異なってきます。
軽症であれば、無症状であることが多いため、検査などで肥大を確認しない限り見つけることは困難でしょう。
しかし、肥大が進み大きくなってくると、尿道の圧迫や大腸の圧迫が起きてしまい、それらに関係する症状が現われてきます。
例えば、尿の量が少なくなった、出づらそうにしている、頻尿、血尿などが尿の症状として挙げられ、便の体勢をとってもなかなか出ない(しぶり)、血便、便の形が細長くなる、平らになるなどの便の症状が挙げられます。
多くの場合は、外科的処置により、精巣を摘出することを行います。

前立腺肥大の症状

・尿が出づらそうにしている
・尿の回数が増える
・一度の尿の量が少ない
・血尿が出る
・排便の姿勢を取るがなかなか出ない
・便に鮮血が混じる、付着する
・お腹が張って苦しそうにする
・便の形が細くなる
・便の形が平らになる
・一度の便の量が少ない
・食欲減退
・元気がない
・お腹を触ると嫌がる、怒る

前立腺肥大は、大腸側に向かって肥大するため、尿の症状よりも便の症状が出やすいとされています。

前立腺肥大の原因

前立腺肥大の原因は、去勢を行っていない犬での発生が多い事から、精巣から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が考えられています。
中には、前立腺腫瘍や前立腺炎などの病気の波及として認められることもありますので、注意しましょう。

前立腺肥大の予防

前立腺肥大の予防は、男性ホルモンが関係しているとされているため、分泌を抑制するために去勢手術を行うことになります。
去勢手術は性成熟する前に行うことが望ましいとされており、一般的に犬の性成熟は、生後半年~10ヵ月程度で迎える子が大半と言われていますので、繁殖の希望が無ければ、幼いうちに行いましょう。
手術についてはメリット、デメリットをきちんと把握することが大切です。
不安なことがあれば、獣医さんに確認しましょう。

前立腺肥大になりやすい犬種

オスの未去勢の犬

わんちゃんに不安なことがあれば、獣医さんにご相談ください。


投稿者プロフィール

みやびさん
みやびさん小動物看護士・ペット繁殖指導員・ペット販売士
ポメラニアンとポメチーの女の子のママしています。
ペットショップ勤務をしていましたが、現在はペットに関するライターをしています。
家族と犬がより良く過ごせるように応援しています♪
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