カラーダイリュージョン脱毛症(CDA:カラーダイリュージョンアロペシア)

カラーダイリュージョン脱毛症とは

カラーダイリュージョン脱毛症とは、頭や四肢以外の体に進行性の脱毛が見られる病気です。
カラーダイリュージョン脱毛症は、カラーダイリュージョンアロペシア(CDA)、カラーミュータント脱毛症などと呼ばれることもあります。

カラーダイリュージョン脱毛症を発症した犬の内部では、メラニン形成や毛包機能の異常が発生し、異常な巨大メラニン顆粒が出現してしまいます。
そして、巨大メラニン顆粒は、毛の形成を行っている毛母細胞を傷つけ、形成異常や毛折れなどの症状をもたらします。

カラーダイリュージョン脱毛症はブルーの毛色発色遺伝子に関わっている

カラーダイリュージョン脱毛症は、ブルーの毛色発色遺伝子に関わりがある病気とされています。
よって、ブルーカラーの素因を持ったカラーの犬種に発症が見られることが多く認められています。
ブルーカラーとは、青みがかった黒やグレーのことを指します。
他にもブルーが含まれるカラーは、イザベラ(ブルー+チョコで出現)、マール系、ブリンドルなどがあります。

カラーダイリュージョン脱毛症は、ブルーの素因がある部分に発症することなので、例えばブルー&ホワイトのようなカラーであれば、患部はブルーの毛が生えている部分のみとなります。
そしてこのブルーの部分の毛が全て脱毛してしまうまで、進行は止まらないと言われています。
また、遺伝的要因であるため、治療法は確立されていません。

近年では、珍しい、レアカラ―、希少カラーと呼ばれているブルー系の毛色ですが、犬種スタンダード色ではない毛色は、血統書発行時にも関わるものです。
また、繁殖にも気を付けなければいけません

カラーダイリュージョン脱毛症の症状

・毛がまばらに抜けている
・毛が薄くなった
・新しい毛が生えてこない
・頭や足以外の毛が抜ける
・炎症
・皮膚が赤い
・毛が折れる
・毛がパサパサしている
・毛が脂っぽい
・毛がベタベタする
・痒がる
・皮膚が黒ずんでいる
・フケが出ている

カラーダイリュージョン脱毛症の原因

カラーダイリュージョン脱毛症の原因は、遺伝的要因によるものです。

カラーダイリュージョン脱毛症の予防

カラーダイリュージョン脱毛症の予防は、遺伝的要因が原因のため、ありません。

カラーダイリュージョン脱毛症はブルーの毛色発色遺伝子に関わりがある病気なので、ブルーの毛色素因子を持つカラーの犬を飼う場合は、どのようなリスクがあるのか調べることをおすすめします。
また、純血種の犬では、血統書を確認し、どのような親犬からカラーの遺伝子を受け継いでいるのか見ることも大切です。
ミックス犬の場合は、血統書の発行が無いのでしっかりと親犬の情報を聞きましょう。

カラーダイリュージョン脱毛症になりやすい犬種

ドーベルマン
イタリアン・グレー・ハウンド
サルーキ
ミニチュア・ピンシャー
ダックス・フンド
プードル
ウィペット
ヨークシャ・テリア
チワワ

わんちゃんに不安なことがあれば、獣医さんにご相談ください。

投稿者プロフィール

みやびさん
みやびさん小動物看護士・ペット繁殖指導員・ペット販売士
ポメラニアンとポメチーの女の子のママしています。
ペットショップ勤務をしていましたが、現在はペットに関するライターをしています。
家族と犬がより良く過ごせるように応援しています♪

関連記事

  1. 膿皮症

  2. 犬の血友病

  3. 股関節形成不全

  4. 尿崩症

  5. 感染性心内膜炎

  6. チェリーアイ(瞬膜腺突出)

公式Twitter