結論から言うと、人間に飼われている犬にとって爪切りは必要です。

野生で生きている野良犬などの場合は、長時間地面を歩いているので生えている爪も自然と削れていき、爪切りの必要がありません。

しかし人間の家で飼われている犬は長時間の散歩や運動以外だと爪が削れていくことはないため、放置してしまうと爪は伸びっぱなしになり、爪が原因で犬自身や飼い主が怪我をしたり、家具や床などを傷つけてしまう恐れがあります。

そのため、犬にとっても爪切りは必要なお手入れだと言えます。

犬の爪切りの頻度は、個体差がありますが大体1ヶ月に最低1回は行いましょう。

室内犬の場合は爪が削れる機会が少ないため、月に2回程度切ってあげると良いかもしれません。

犬が室内を歩いている際に、フローリングに爪があたってカチカチと言った音が鳴っているなら、それが爪切りが必要なタイミングと言えるでしょう。
愛犬の爪が伸びているかどうか、日頃から意識して見ていてあげると良いかもしれませんね！

爪切りに使用するのはハサミタイプ、ニッパータイプ、ギロチンタイプなどが存在します。自分の使いやすい道具を選んでみてください。

また、万が一犬の爪を切りすぎて出血してしまった際に備えて、手元にティッシュや止血剤も用意しておきましょう。

爪を切るときは一気に爪を切ってしまおうとせず、犬が嫌がる一歩前を見定めながら切って行くことが大切です。
ご褒美をちらつかせたり、優しく声がけを行い、嫌がって暴れてしまったときは一旦休憩するなどして、犬にストレスを与えないように気をつけましょう。