犬にとって自身の匂いは存在をアピールするためにかかせないものです。
シャンプーで洗われることで自身の匂いが取れてしまい、不快に感じるのです。
お風呂から出た後地面やカーペットなどに身体をこすりつけるのはそのためです。

犬は本能的に水を避ける傾向があります。
水が体に触れることや水がかかることに不快感を感じるため、お風呂が嫌いなのかもしれません。

お風呂には水の音やシャワーの音など、犬にとって刺激的な要素が含まれています。
これらの刺激が犬にストレスを与え、お風呂が嫌いな理由になることがあります。。

過去のトラウマやネガティブな経験: 過去にトラウマやネガティブな経験をしたことがある犬は、その経験に基づいてお風呂を嫌うことがあります。
例えば、滑りやすい床で滑ったり、水が目に入って不快な思いをした経験があるかもしれません。

すぐにお風呂に入れるのではなく、まずはお風呂場に慣れさせることから始めてみましょう♪
お風呂場でおもちゃを使って遊んでみたり、おやつをあげてみましょう。

お風呂ギライなわんちゃんの中には、シャワーが怖い子も多いです。
シャワーの水圧が強いと水が飛んだり、音が大きくなったり、皮膚への刺激が強くなりますので、水圧を弱めに設定してみましょう。
シャワーを怖がる素振りを見せた場合は、たらいに貯めたお湯で優しく洗い流してあげましょう。

わんちゃんの肌や被毛に合った適切なシャンプーを選ぶことも重要です。
わんちゃんの肌に合わない成分を含むシャンプーはかゆみや不快感を引き起こすことがありますので、獣医師やグルーマーに相談して適切なシャンプーを選びましょう。