わんこの病状– category –
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わんこの病状
レッグ・ペルテス病(大腿骨頭壊死症)
レッグ・ペルテス病とは レッグ・ペルテス病とは、大腿骨頭壊死症とも呼ばれる病気で、太ももの大腿骨が骨盤に連結される部分(骨頭)が何らかの原因により壊死してしまう病気です。発見者の名前の由来からレッグ・カルベ・ペルテス症と呼ばれたり、レッグ・... -
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肘関節(ちゅうかんせつ)形成不全
肘関節形成不全とは まず、肘関節とは、前足の付け根の部分で、上腕骨(じょうわんこつ)、橈骨(とうこつ)、尺骨(しゃっこつ)の3つの骨により形成されており、犬の肩から腕を繋げて滑らかに動かしている関節のことです。肘関節形成不全とは、この関節に異常... -
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汎骨炎
汎骨炎とは 汎骨炎とは、中型犬~大型犬の生後5か月程度~2歳程度の若い犬に起こる原因不明の骨の炎症です。後ろ足よりも前足での発症が多く見られ、炎症は1本の骨に起こる場合もありますし、複数の骨に起こることもあります。汎骨炎は痛みを伴うので、足... -
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骨肉腫
骨肉腫とは 骨肉腫とは、骨にできる悪性の腫瘍のことです。骨にできる腫瘍は、他にも軟骨肉腫や線維肉腫、血管肉腫などがありますが、骨自体から発生する腫瘍はほとんとの部分が骨肉腫が占めています。骨肉腫は進行が速く、予後が悪く、死亡率の高い病気の... -
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臍(さい)ヘルニア
臍ヘルニアとは 臍ヘルニアとは、おへその部分の通常は閉じられている穴が塞がっていない状態により、臓器の一部が脱出してしまっている状態のことを指します。生後間もない子犬での発見が多く、おへその部分がぽっこり膨らんでいる状態であることから『で... -
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鼠径(そけい)ヘルニア
鼠径ヘルニアとは 鼠径ヘルニアとは、犬の太ももの付け根と腹部の境の部分に本来は無い穴や隙間があり、その部分から腹膜や腸の一部が脱出してしまっている状態のことを言います。鼠径ヘルニアは、穴や隙間が大きいと、膀胱、子宮、前立腺などの脱出が見ら... -
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筋ジストロフィー
筋ジストロフィーとは 筋ジストロフィーとは、骨格筋を形成するタンパク質であるジストロフィンが不足、あるいは欠乏してしまい、筋力が低下し筋肉が正常に働かなくなってしまう病気です。筋ジストロフィーは種類が多く存在しますが、犬の場合はX連鎖型筋... -
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免疫介在性関節炎
免疫介在性関節炎とは 免疫介在性関節炎とは、自分自身の免疫の異常によって、全身にある複数の関節を攻撃し、炎症が起こる病気のことを言います。免疫介在性関節炎は、レントゲン検査で確認すると骨が破壊され溶けたように写る『びらん性』のものと、この... -
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変形性脊椎症
変形性脊椎症とは 変形性脊椎症とは、高齢の犬に見られる病気の1つで、脊椎の骨の間に橋状に石灰化、または骨棘(こつきょく)と呼ばれるとげのような骨の成分が作られ、椎体が変形します。そのため、脊椎の可動域が狭くなる病気です。基本的には痛みはない... -
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膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼とは 膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは、膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置から外れてしまっている状態のことを指します。膝蓋骨は、通常、太もも部分にある大腿骨の溝で滑車溝と呼ばれる部分にはまっており、上下からの腱によって支えられ、...